第1話
2011年10月09日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第1話-5
~鷲宮駅前~
なつき「でも、こうして4人集まるのって初めてじゃない?」
みそら「そうねぇ。あたしも長いことオタしてるけど、鷲宮神社が『らき☆すた』の聖地って知ってここまで来て、その時なつきと出会ったんだよね」
なつき「そうそう。で、その後はるちゃんを連れてきて…」
みそら「はるかの姉さんとは子供の頃からの同級生の友人でね。よく遊びに行ってたし、はるかの事は赤ちゃんの時から知ってるよ。もう妹みたいなもんさ」
はるか「みそらさん…」
みそら「ついでにひなの兄貴とも高校時代に知り合ってさ。ひなンちにも何回か上がらせてもらってるから、それでひなも知ってるってわけ」
ひな「好き勝手暴れ回っていい迷惑だったわ」
みそら「いやいやいや、フツーにしてたはずなんだけど」
なつき「みそらさ~ん…」
はるか「人の家でそんなことしちゃダメじゃないですか~…めっ」
みそら「ちょっと皆さん、信じてプリーズ!」
ひな「普段の行いよ。自業自得」
みそら「('A‘)」
……
みそら「さて、待ち合わせの時間も近いし、そろそろ行きましょうか」
なつき「神社集合ならウチに寄ったかもしれないけど…これじゃ入れ違いかな?」
みそら「まぁいいじゃん。このままみんなで行って驚かせちゃえばさ♪」
なつき「あ、いいねそれ!そうしよっか。じゃあ…しゅっぱーつ!!」
はるか&みそら「おーっ!!」
かくして一行は鷲宮神社へ。
ここからどんな展開が待っていたりいなかったりするのか。第2話へつづく…
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2011年09月09日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第1話-4
はるか「あ、電車来た」
……
???「おーい!」
なつき「あ、みそらさーん、こっちー!」
ひな「!」
みそら「いや~、ごめん。幸咲(こうさき)みそら、遅れました。テヘッ☆」
なつき「も~っ、相変わらずなんだから…」
みそら「はるかもごめんね。連絡役ありがと」
はるか「あ、いえいえ、そんな…」
みそら「そ~し~て~…ひっさしぶり、ひな!元気にしてた!?」
ひな「…『びっくりする』ってそういうことね…。っていうか離れなさいよ、暑苦しい…」
みそら「それは無理ね。だってひなってこんなにスリムなクセして、すっごく肌がモチモチしててやわらかいんだもの(キリッ」
ひな「…」
みそら「あー…この感触、変わってないわぁ。これはもう抱きつけと誘っているようにしか」
ドンッ
みそら「はぅ」←突き放された
ひな「全く…。で、なつき。その手は何?」
なつき「え?あ、あ~その…なんかこう、そこまで言われるとわたしもぎゅってしてみたいなー、とか何とか…」
ひな「……」
なつき「…すみません、はい…」
はるか「あはは…(苦笑)」
つづく
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……
???「おーい!」
なつき「あ、みそらさーん、こっちー!」
ひな「!」
みそら「いや~、ごめん。幸咲(こうさき)みそら、遅れました。テヘッ☆」
なつき「も~っ、相変わらずなんだから…」
みそら「はるかもごめんね。連絡役ありがと」
はるか「あ、いえいえ、そんな…」
みそら「そ~し~て~…ひっさしぶり、ひな!元気にしてた!?」
ひな「…『びっくりする』ってそういうことね…。っていうか離れなさいよ、暑苦しい…」
みそら「それは無理ね。だってひなってこんなにスリムなクセして、すっごく肌がモチモチしててやわらかいんだもの(キリッ」
ひな「…」
みそら「あー…この感触、変わってないわぁ。これはもう抱きつけと誘っているようにしか」
ドンッ
みそら「はぅ」←突き放された
ひな「全く…。で、なつき。その手は何?」
なつき「え?あ、あ~その…なんかこう、そこまで言われるとわたしもぎゅってしてみたいなー、とか何とか…」
ひな「……」
なつき「…すみません、はい…」
はるか「あはは…(苦笑)」
つづく
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2011年08月09日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第1話-3
~鷲宮駅~
なつき「う~ん…まだ来てないのかなぁ」
はるか「次の電車みたいですよ。少し待ちましょうか」
……
ひな「…?」
なつき「どしたの?」
ひな「改札の奥にあるあの神輿って、確か土師祭に出てたやつよね。アニメの方の…」
なつき「そうだよ~。ちなみにアニメの名前は『らき☆すた』ね。普段はここに置かせてもらってるの」
ひな「ふうん…」
なつき「すごく目立つから、『らき☆すた』は知らなくてもこの神輿は知ってるって人も多いんじゃないかな?」
はるか「アニメも放送が終わってからもう数年経ちますけど、未だに根強い人気がありますよね」
なつき「今も『初めて来た』って声をよく聞くし、まだまだ輪が広がっていく感じがするよ」
はるか「ですね~」
なつき「わたしたちも、このままもっと友達が増えていったらいいよね。ひなちゃん」
ひな「………そうね…」
なつき「?…考え事?邪魔しちゃった?」
ひな「そういうわけじゃないけど…ううん、気にしないで」
なつき「…?」
つづく
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なつき「う~ん…まだ来てないのかなぁ」
はるか「次の電車みたいですよ。少し待ちましょうか」
……
ひな「…?」
なつき「どしたの?」
ひな「改札の奥にあるあの神輿って、確か土師祭に出てたやつよね。アニメの方の…」
なつき「そうだよ~。ちなみにアニメの名前は『らき☆すた』ね。普段はここに置かせてもらってるの」
ひな「ふうん…」
なつき「すごく目立つから、『らき☆すた』は知らなくてもこの神輿は知ってるって人も多いんじゃないかな?」
はるか「アニメも放送が終わってからもう数年経ちますけど、未だに根強い人気がありますよね」
なつき「今も『初めて来た』って声をよく聞くし、まだまだ輪が広がっていく感じがするよ」
はるか「ですね~」
なつき「わたしたちも、このままもっと友達が増えていったらいいよね。ひなちゃん」
ひな「………そうね…」
なつき「?…考え事?邪魔しちゃった?」
ひな「そういうわけじゃないけど…ううん、気にしないで」
なつき「…?」
つづく
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2011年07月09日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第1話-2
~大酉茶屋(なつき自宅)、居間~
???「…で、久しぶりに来てみたけど…。相変わらずボロい家ね」
なつき「もー、そこは『由緒ある茶屋』って言ってよひなちゃーん!」
ひな「……ふぅ」
はるか「あ、あの…センパイ。この方が先ほど言っていた…?」
なつき「そ。わたしの従姉、鷲生(わしおい)ひなちゃん。よろしくね。ひなちゃん、この子がはるかちゃんだよ」
はるか「は、はじめまして…。星郷はるかと申します。よろしくお願いします…」
ひな「…鷲生ひな、よ。よろしく…」
はるか(あ、そっぽ向いちゃった…。うぅ、最初から嫌われちゃいましたかね…?)
なつき(大丈夫、恥ずかしがってるだけだから。そのうち向こうから慣れてくるよ)
はるか(だといいんですけど…)
……
~鷲宮神社駐車場~
ひな「それで、これからどうするの?」
なつき「う~ん…本当はもう一人来るんだけど、電車が遅れてるみたいで。だから駅まで迎えに行こうかなって」
ひな「電車?遠方からなの?」
なつき「ううん。はるちゃんの知り合いで幸手の人なんだけど、用事済ますついでに来るっぽいよ」
ひな「ふうん…」
なつき「ふふ、きっとひなちゃん、びっくりするよ」
ひな「…?」
なつき「♪」
ひな「気持ち悪いわね…」
はるか(この二人、本当に仲いいんだなぁ…。全然割って入れないや…)
なつき「よし、じゃあ…とりあえずみんなで駅行こっか、はるちゃん!」
はるか「あ……はい!」
つづく
鷲生ひな設定
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???「…で、久しぶりに来てみたけど…。相変わらずボロい家ね」
なつき「もー、そこは『由緒ある茶屋』って言ってよひなちゃーん!」
ひな「……ふぅ」
はるか「あ、あの…センパイ。この方が先ほど言っていた…?」
なつき「そ。わたしの従姉、鷲生(わしおい)ひなちゃん。よろしくね。ひなちゃん、この子がはるかちゃんだよ」
はるか「は、はじめまして…。星郷はるかと申します。よろしくお願いします…」
ひな「…鷲生ひな、よ。よろしく…」
はるか(あ、そっぽ向いちゃった…。うぅ、最初から嫌われちゃいましたかね…?)
なつき(大丈夫、恥ずかしがってるだけだから。そのうち向こうから慣れてくるよ)
はるか(だといいんですけど…)
……
~鷲宮神社駐車場~
ひな「それで、これからどうするの?」
なつき「う~ん…本当はもう一人来るんだけど、電車が遅れてるみたいで。だから駅まで迎えに行こうかなって」
ひな「電車?遠方からなの?」
なつき「ううん。はるちゃんの知り合いで幸手の人なんだけど、用事済ますついでに来るっぽいよ」
ひな「ふうん…」
なつき「ふふ、きっとひなちゃん、びっくりするよ」
ひな「…?」
なつき「♪」
ひな「気持ち悪いわね…」
はるか(この二人、本当に仲いいんだなぁ…。全然割って入れないや…)
なつき「よし、じゃあ…とりあえずみんなで駅行こっか、はるちゃん!」
はるか「あ……はい!」
つづく
鷲生ひな設定
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2011年06月09日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第1話-1
~その日の朝、鷲宮神社前、大酉茶屋の縁側~
???「ふぅ、やっと着いた~。…あれ?あそこにいるのは…」
???「…すぅ…」
???(…えっと…桜宮(さくらみや)なつきセンパ~イ…)
なつき「…ん…」
???(…寝ちゃってるかぁ。そっとしておこう…)
なつき「うん…ふああ~。…んっ…あ~、よく寝た」
???「あ…すみません、起こしてしまいました…?」
なつき「ん~ん…いーよ。おはよ~、星郷(ほしざと)はるかちゃん」
はるか「…なんでフルネームなんですか?」
なつき「フルネームで呼ばれたから~」
はるか「くすっ。なるほどです」
……
なつき「よ…いしょっと!んー、今日もいいお天気だね」
はるか「そうですね。きっといい日になりますよ」
なつき「うん、おにいちゃんとも久しぶりに会えるしね!」
はるか「確か…センパイの従兄にあたるんでしたっけ?」
なつき「だよー」
はるか「…ところで、そのお兄さんの妹さんはまだ来てないんですか?」
なつき「あ、ひなちゃん?メールあったし、もうちょっとしたら来ると思うよ。その辺はしっかりしてる人だから大丈夫」
はるか「そうなんですか。ちなみに、どういった感じの方…ですかね?」
なつき「ん?そうだね…。ちょっと人見知りで冷たそうな感じだけど、本当はすごく優しくてあったかい人、かな?」
はるか「へぇ…。私も初めてお会いする人と喋るのは少し苦手ですけど、楽しみです!」
なつき「ふふっ、きっといい友達になれるよ」
つづく
桜宮なつき設定
星郷はるか設定
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???「ふぅ、やっと着いた~。…あれ?あそこにいるのは…」
???「…すぅ…」
???(…えっと…桜宮(さくらみや)なつきセンパ~イ…)
なつき「…ん…」
???(…寝ちゃってるかぁ。そっとしておこう…)
なつき「うん…ふああ~。…んっ…あ~、よく寝た」
???「あ…すみません、起こしてしまいました…?」
なつき「ん~ん…いーよ。おはよ~、星郷(ほしざと)はるかちゃん」
はるか「…なんでフルネームなんですか?」
なつき「フルネームで呼ばれたから~」
はるか「くすっ。なるほどです」
……
なつき「よ…いしょっと!んー、今日もいいお天気だね」
はるか「そうですね。きっといい日になりますよ」
なつき「うん、おにいちゃんとも久しぶりに会えるしね!」
はるか「確か…センパイの従兄にあたるんでしたっけ?」
なつき「だよー」
はるか「…ところで、そのお兄さんの妹さんはまだ来てないんですか?」
なつき「あ、ひなちゃん?メールあったし、もうちょっとしたら来ると思うよ。その辺はしっかりしてる人だから大丈夫」
はるか「そうなんですか。ちなみに、どういった感じの方…ですかね?」
なつき「ん?そうだね…。ちょっと人見知りで冷たそうな感じだけど、本当はすごく優しくてあったかい人、かな?」
はるか「へぇ…。私も初めてお会いする人と喋るのは少し苦手ですけど、楽しみです!」
なつき「ふふっ、きっといい友達になれるよ」
つづく
桜宮なつき設定
星郷はるか設定
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