2013年05月30日
好き
こはる「でも、好きならとりあえず伝えちゃえばいいじゃない」
「…んー…」
こはる「あら、その顔はもう言っちゃったのね?」
「!?なんで分かるの!?」
こはる「え、ホントなの?」
「え!?あれ!?」
こはる「ホントに素直な子ねぇ」
「~~っ!!も~~~っ!!」
------------------------------------------------------------
「確かに言ったよ。ちゃんと男の子として好きですって」
こはる「で?で?どうだった?」
「…ダメでした」
こはる「なんで~?そこは断るところじゃないでしょ~?」
「う~ん…『妹にしか見れない』って」
こはる「え~?ホントに?」
「ううん、ウソだと思う」
こはる「?分かるの?」
「うん。だってそれが本当なら笑ってごまかしてるよ。でも…」
(……そっか……)
(…いや、なつきの事は妹にしか見れないな。ごめん)
「…なんていうか、すごくさびしいようなつらいような、そんな顔してた」
こはる「そうなの…」
「突っ込んでも本当の事言ってくれそうな感じじゃなかったから、それ以上は何も言わなかったけど」
こはる「じゃあどうするの?諦めちゃうの?」
「そんなわけないよ。言ってくれるまでがんばる。おにいちゃんが一番好きだから。これからもず~~っと!」
こはる「ふふ、それでこそ私の娘よ」
「えへへ」
こはる「頑張ってね。私もパパも、あの子以外のとこに嫁に出す気はないから♪」
「うん!」
「…んー…」
こはる「あら、その顔はもう言っちゃったのね?」
「!?なんで分かるの!?」
こはる「え、ホントなの?」
「え!?あれ!?」
こはる「ホントに素直な子ねぇ」
「~~っ!!も~~~っ!!」
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「確かに言ったよ。ちゃんと男の子として好きですって」
こはる「で?で?どうだった?」
「…ダメでした」
こはる「なんで~?そこは断るところじゃないでしょ~?」
「う~ん…『妹にしか見れない』って」
こはる「え~?ホントに?」
「ううん、ウソだと思う」
こはる「?分かるの?」
「うん。だってそれが本当なら笑ってごまかしてるよ。でも…」
(……そっか……)
(…いや、なつきの事は妹にしか見れないな。ごめん)
「…なんていうか、すごくさびしいようなつらいような、そんな顔してた」
こはる「そうなの…」
「突っ込んでも本当の事言ってくれそうな感じじゃなかったから、それ以上は何も言わなかったけど」
こはる「じゃあどうするの?諦めちゃうの?」
「そんなわけないよ。言ってくれるまでがんばる。おにいちゃんが一番好きだから。これからもず~~っと!」
こはる「ふふ、それでこそ私の娘よ」
「えへへ」
こはる「頑張ってね。私もパパも、あの子以外のとこに嫁に出す気はないから♪」
「うん!」