2013年06月
2013年06月28日
2013年06月21日
空気
「~~」
「~~」
「…お二人、本当に仲良いですね」
「……まずいわ」
「…え?」
「これはゆゆしき事態よ」
「??何…が?」
「あたしたち…空気じゃん!!」
「???」
「なんかこう…最近『コイツら別にいなくてもいいんじゃね?』的な感じになってる!!」
「は…はぁ…」
「こんなんじゃダメよ!もっと存在感をアッピィイル(無駄に英語的な発音で)!!しなきゃ!」
「いやあの、私は遠慮しま…」
「だが断る!!」
「ええっ!?」
「はるか!そんな後ろ向きな考え方で主人公が獲れると思ってるのかぁ!!」
「…えーと、別に私はそういうのは興味ないので…」
「お前の意見は聞いてない!!」
「えええっ!!?」
「……ということでぇ……」
「…!あ、私そういえば用事が…」
「…逃がさぬっ…!」
「ひゃあっ!!」
「大丈夫よ…最初は恥ずかしくてもすぐ気持ち良くなるから…うふふ…」
「や、やめて…それだけは……おねーちゃん…」
「いやああああああああああっっっ!!!」
「~~」
「…お二人、本当に仲良いですね」
「……まずいわ」
「…え?」
「これはゆゆしき事態よ」
「??何…が?」
「あたしたち…空気じゃん!!」
「???」
「なんかこう…最近『コイツら別にいなくてもいいんじゃね?』的な感じになってる!!」
「は…はぁ…」
「こんなんじゃダメよ!もっと存在感をアッピィイル(無駄に英語的な発音で)!!しなきゃ!」
「いやあの、私は遠慮しま…」
「だが断る!!」
「ええっ!?」
「はるか!そんな後ろ向きな考え方で主人公が獲れると思ってるのかぁ!!」
「…えーと、別に私はそういうのは興味ないので…」
「お前の意見は聞いてない!!」
「えええっ!!?」
「……ということでぇ……」
「…!あ、私そういえば用事が…」
「…逃がさぬっ…!」
「ひゃあっ!!」
「大丈夫よ…最初は恥ずかしくてもすぐ気持ち良くなるから…うふふ…」
「や、やめて…それだけは……おねーちゃん…」
「いやああああああああああっっっ!!!」
2013年06月13日
鷲宮神社奉納絵馬177枚目
(あ、雨…結構強い)
(傘持ってこなかったわ…)
「ひーなちゃん♪」
「!…ちょっと、脅かさないでよ」
「えへへ、ごめんごめん」
「で、何よ?」
「一緒に帰ろー?おニューの傘だから最初はひなちゃんと相合傘したくて」
「そんなの私じゃなくてもいいじゃないの」
「ダメー、ひなちゃんがいいのー」
「……」
「…なんでよ」
「?ひなちゃん?」
「なんで私なんかに構うのよ…。そんなに優しくされたって私は何も返せない…!」
「別にいいよ?そんなの」
「え…?」
「見返りが欲しくてやってるわけじゃないし」
「じゃあ何?こうしてればいつか私もみんなに優しくできるようになるとか思ってるの?」
「いやー、そんなひなちゃんは逆に変かなぁ。むしろそのままがいいというか」
「だったら…」
「好きだから」
「…!」
「ひなちゃんのこと、大好きだから。良いところも悪いところも全部ひっくるめて」
「だから無理しないで。わたしはずっとひなちゃんのそばにいるし、そばにいたいよ」
「…なつき…」
「…あ、話が逸れちゃったね(苦笑)。で、相合傘どう?」
「…」
「…」
「…正直この流れでOKするの物凄く嫌なんだけど、今日は運悪く傘を忘れてしまったのよ。だから仕方なく入ってあげるわ」
「やったー!!♪」
「本当に仕方なくだからね」
「はいはーい♪」
2013年06月11日
2013年06月07日
鷲宮神社奉納絵馬176枚目
「あうー…ごめんねひなちゃん、目標にいくどころか下げちゃったよ…」
「今回は少し難しかったし、それでこれなら充分頑張ったと思うわよ」
「なになにー?何の話ー?」
「テスト」
「うお、そりゃまたなついな!?」
「でも決めてたラインに届かなくて…残念。しょぼん」
「あー、平均点以下とかそんな感じ?」
「えっ?」
「えっ?」
「何言ってるのよ、なつきは今回学年8位よ」
「はあ!??」
「今回は数学の応用問題がキツかったわね」
「うー、今度こそ5位以内いくぞーって思ったのに…」
「あ…アンタ…」
「?」
「アンタ誰だ!!アタシの知ってるなっちんはそんなに頭いいキャラじゃねーっ!!」
「ガーン!…ひ、ひどいよみそらさん…;;」
「本物のアホは放ってさっさと行きましょう」