2011年10月
2011年10月26日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第2話-2
なつき「パチパチパチ…!う~ん、凄かったね~。みそらさ……」
みそら「……ぐごーっ……」
なつき「…へんじがない。ただのしかばねのようだ」
ひな「このだらしない格好にいびき、どこの酔っ払いよ…」
はるか「あ、さっきの子が出てきましたよ!」
みそら「うぇっ!?どこどこ!?」
ひな「………」
……
なつき「こんにちは。さっきおねーちゃんの神楽観てたけど、すごく上手だったよ~。わたし感動しちゃった!」
???「こんにちは(ペコッ)。おほめのことば、ありがとうございます。たいへんきょうしゅくでございます…」
みそら「!?」
はるか「わぁ、難しい言葉いっぱい知ってるんだね~。お姉ちゃんびっくりしちゃった。このお神楽もたくさん練習したの?」
???「はい。かみさまにほうのうするためのだいじなぎしきですので、けっしてそそうのないよう、ふだんのふるまいやれいせつからしっかりとれんしゅうしております」
みそら「!!?」
ひな「あなた、この子の爪の垢でも煎じて飲ませて貰ったらどう?」
なつき「なんだか余計に興味湧いてきちゃったな…。おねーちゃん、お名前は?」
かぐら「あ…もうしおくれましてたいへんもうしわけございませんでした。ぐぅ……(プルプル)、わたくし『催馬(さいば)かぐら』ともうします。いごおみしりおきのほど、よろしくおねがいいたします』
みそら「おおお……なんかじんましんできてきたんだけど…」
ひな「知らないわよ」
なつき「かぐらちゃん、だね。こちらこそどうぞよろしくお願いします。わたしはね…」
かぐら「…もしかして、さくらみや、なつきさんでいらっしゃいますでしょうか?」
なつき「…え?確かにそうだけど…前に会ったことあったかな?」
かぐら「いえ、ほんじつがはじめてでございます。…たいへんしつれいいたしました。しょうしょうおどろかれるかもしれませんが、じつは…」
なつき「……?」
つづく
『さくらみや・めもり~ず』トップページ
2011年10月19日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第2話-1
~改めて4月10日、鷲宮神社春季祭~
なつき「それにしても、ひなちゃんよく来たね。いつもはみんなと集まるような誘いって断るのに」
ひな「それは…」
みそら「愛しのお兄様が待ってるからでしょ。ひゅーひゅー」
バシッ
みそら「いったぁ!」←どつかれた
ひな「心配しちゃいけないの?あんなのでも一応は家族なんだから…」
なつき「…うん、そうだね」
みそら「…うん、そうだね」
ひな「……もう一度いきましょうか?」
みそら「ちょちょちょい!なんであたしだけ見んの!?」
……
なつき「それにしても何か人が多いような…あ、見て見て。神楽やってるよ!」
みそら「おお、やっぱり本物は見応えがあるわね。身が引き締まるというか」
ひな「…嘘おっしゃい」
みそら「うっさい!あたしだって真面目に感動する時くらいあるわよ!」
はるか「…あのツインテールの子、凄く上手じゃないですか?舞い慣れてるというか、素人目にもはっきり分かるくらい…」
なつき「…そうだね…。確かに、見てると何か悪いものがどんどん落ちていくような感じがするよ…」
???「……!」
はるか「あ、目が合っ…」
???「……(にこっ)」
なつき「ふああ~っ、かわいい~~っ!!」
みそら「あたしの目に狂いがなければ、アレは間違いなく100年に1人の逸材ね」
はるか「はぁ…」
みそら「将来は相当な美人になると見た…!ま、あたしには劣るけど」
ひな「……」
みそら「…何よその目は?」
ひな「別に…」
なつき「ねえねえ、終わったら話しかけてみようよ。わたしちょっと興味あるな」
みそら「そうね。少しくらいなら迷惑にはならないでしょ。アイツもまだ来てないみたいだし、せっかくだだからこのまま神楽観よっか」
はるか「はい!」
つづく
『さくらみや・めもり~ず』トップページ
2011年10月09日
鷲宮・幸手ものがたり『さくらみや・めもり~ず』第1話-5
~鷲宮駅前~
なつき「でも、こうして4人集まるのって初めてじゃない?」
みそら「そうねぇ。あたしも長いことオタしてるけど、鷲宮神社が『らき☆すた』の聖地って知ってここまで来て、その時なつきと出会ったんだよね」
なつき「そうそう。で、その後はるちゃんを連れてきて…」
みそら「はるかの姉さんとは子供の頃からの同級生の友人でね。よく遊びに行ってたし、はるかの事は赤ちゃんの時から知ってるよ。もう妹みたいなもんさ」
はるか「みそらさん…」
みそら「ついでにひなの兄貴とも高校時代に知り合ってさ。ひなンちにも何回か上がらせてもらってるから、それでひなも知ってるってわけ」
ひな「好き勝手暴れ回っていい迷惑だったわ」
みそら「いやいやいや、フツーにしてたはずなんだけど」
なつき「みそらさ~ん…」
はるか「人の家でそんなことしちゃダメじゃないですか~…めっ」
みそら「ちょっと皆さん、信じてプリーズ!」
ひな「普段の行いよ。自業自得」
みそら「('A‘)」
……
みそら「さて、待ち合わせの時間も近いし、そろそろ行きましょうか」
なつき「神社集合ならウチに寄ったかもしれないけど…これじゃ入れ違いかな?」
みそら「まぁいいじゃん。このままみんなで行って驚かせちゃえばさ♪」
なつき「あ、いいねそれ!そうしよっか。じゃあ…しゅっぱーつ!!」
はるか&みそら「おーっ!!」
かくして一行は鷲宮神社へ。
ここからどんな展開が待っていたりいなかったりするのか。第2話へつづく…
『さくらみや・めもり~ず』トップページ
2011年10月06日
11月3日、「萌えフェスin鷲宮2011~いっぺん…萌えてみる?~」開催決定!
みそら「これまた例年通りになってきたね。今年も萌えフェスやるってさ」
なつき「『らき☆すた』が絡んでないイベントとしては鷲宮最大のお祭りだよね。『痛車祭り』に『萌えを叫ぶ』、それと『歌合戦』かぁ。みんなの雄姿(?)が見られるし、わたしも見に行こうっと♪」
……
はるか「あ、それと先日中の人が鷲宮仲間と日帰りで群馬旅行に行ってきたみたいですよ」
ひな「さくらみやのさの字も関係ないわね…」
なつき「まぁ…かなり楽しかったみたいだし、思い出を共有する意味ではいいと思うよ?(苦笑)」
みそら「あ~!あたしもどっか出掛けたい~っ!誰か連れてって~!」
ひな「はいはい」
イカ娘と行く秋の群馬旅行@横川・土合
- ブログネタ:
- 漫画やアニメの聖地情報 に参加中!
2011年10月02日
幸手権現堂で第6回曼珠沙華(彼岸花)まつり開催中!
はるか「もうすっかり秋ですね」
みそら「秋といえば…そう!幸手権現堂の曼珠沙華まつりよね!」
なつき「部長、セリフのやらせっぽさがバレバレなんだけど…」
はるか「幸手市観光協会HPや知り合いからの情報によれば、今がちょうど見頃らしいですよ。ちょっと天気が残念ですけど…」
なつき「わたしたちは9月28日に行ったんだけど、この時はまだ3分咲きくらいだったんだよね」
みそら「それでも結構賑わってたわよね。のんびり歩く人もいれば座ってくつろぐ人もいて、カメラ構えて一生懸命撮ってる人もいたり。あたしもいくつか撮ってきたからどうぞご覧あれ~」
みそら「ちょうちょが蜜吸いにとまってきた時には『これは撮るしか!』って思ったけど、タイムリミットを意識しちゃうとアングル云々なんて考えてる余裕なんてないよねぇ…。精進精進」
みそら「曼珠沙華…彼岸花以外にも咲いてる花があったからついでに撮ってきたわ。…ところでひな、この花たちって、名前何?」
ひな「……」
みそら「…ひな?」
ひな「私は知ってるけど、中の人が知らないから説明できないわ」
みそら「意味分かるけど分かんねーよ!」
なつき「でねでね、権現堂の真ん中くらいにある川を塞いだような場所に、一本だけピンクの珍しい彼岸花があったんだよ!」
はるか「白は結構見かけましたけど、ピンクはこれ一本だけでしたね…。遺伝子的に赤と白がうまく混ざったんでしょうけど、あれだけの数に対して1なら相当レアな色なんじゃないですかね」
みそら「『見つけた人は運命の人と巡り会える』…とか…(うっとり)」
ひな「ないわね」
みそら「アンタはもうちょっと夢を持てぇ!!」
- ブログネタ:
- 漫画やアニメの聖地情報 に参加中!